質素なラグジュアリー
- 2014.12.01
- 個人ブログ
自分の中にめちゃめちゃ腑に落ちた言葉だった。
治とフットサルへ向かう車中の会話とも繋がり、
まさに震えたというか、高ぶった。
治とは小学校からの顔見知りで、高校で同じクラスに
なり、数えきれない程沢山の会話をしてきたが、
この数年はほんま会話の質や話題が全くと言って良い程、
変わってしまった。とてもとても良い意味で。
(まあどんな事を主に高校時代から会話していたかは後日でw)
そんな治も年明けから日本の首都:東京で武者修行のスタートだ。
今からもう帰阪した時が楽しみで致し方ない!
と、話は戻して、私は20代の頃「成功」と呼ばれるモノに価値を感じ、
読書をし、成功哲学を学び、セミナーで勉強し、
教材を購入しては学びに行き、経済的な成功者と会い、
話を聞き、徹底的にひたすら哲学と理念を学ぶ理想武装を
していた時期が有る。
そんな時に良く、自慢話ばかりする人。自分の事ばかり話する人。
こんな高級車に乗っている。タワーマンションに住んでいる。
海外旅行やらブランド物やら事業がうまくいっているetc…
と語る方と出会う事が多かった。
ただ私にはだんだんと伝わりにくい言葉であり感情であった。
「そんな事よりも、人と比べるよりも、もっと大事な事があるはずだと。」
キレイごとばかり並べていた20代前半から半ば。
ただその当時の私は、「力なき正義も、正義ではない」という状態だった。
だが、先日「質素なラグジュアリー」という言葉と出会い、
まさにこれだ!!!とハマった。
金額の高い物が良い。高級と言われるワインが良い。
ブランドに身を包む事。高級車に乗る事。
自慢気にブラックカードで支払いする事etc…
そんな事ではない!
自分自身が本当の意味で価値を感じるモノに対価を支払う。
これで良いんだ!いや、これが良いんだ!!
私はどんな事も選択肢として、選べる人生が良いと望んでいるのだろう。
今も読書や哲学を学びたい姿勢は全く変わっていない。
むしろ20代より倍増している程だが、30代になってからは
今まで学んできた点と点がドンドンと線で繋がっていく感じだ。
まさにゲームを楽しんでいるかの様な感覚。
インプットした内容を、しっかり実践の場でアウトプットして
いく必要が有る。
今は上記をテーマに積極的に取り組んでいる。
ただ1点に絞ると周りが見えなくなり、時間の経過と共に
時代に取り残され、可能性やあらゆる選択肢を見失いがちに
なってしまう事も理解した上で、周辺視野を意識しながら
進んでいこう。
テクノロジーの進化と共に、情報供給過多な時代。
いくらでもオートマティックに供給されている。
そして脳への知識量と反比例するが如く、重たくなる足(=行動量)
だからこそ、意識的に積極的に、
行動ベースへの落とし込みが大事である。
まさに最近皆んなにも良く伝える「PDCA」のサイクルだ。
ここのテーマ、ステージの次はどんな事が待っているのだろうか。
とても楽しみで仕方ない。
言わば、早く続きのドラマが見たい、小説を読みたい、次のW杯が見たい?
という様な感情で有る。
ただ焦らず急ぎ過ぎず、自分が持てる最速のスピードとバランスを考え、
オーバーワークになり過ぎない事も20代後半で良く体感したので。。。
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